こんにちは!えいっくです。ドナルド・トランプ氏が大統領選挙に勝利してから、株価の動きがすごいですね!これからもこのまま順調に上昇側に動いてほしいですね!
さて、NISAを始めて間もない僕ですが、最近気になっていることがあります。それは投資先であるS&P500やNASDAQ100ってそもそも何なの?ということです。僕を含めた投資初心者の皆さんが気になっていることでしょうか?
ただなんとなくインデックス投資がいいらしいということで投資をしていますが、何も知らずに投資をするのは少し怖い気もします。米国の大統領も変わり、今後の米国の動向に注目されているということもありますし、僕も米国に関するところでS&P500に注目してこれがどういったものなのかを皆さんと勉強していきたいと思います。
S&P500とは?
早速S&P500とは何なのかが記載されているものがありました。
S&P500とは、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス・エル・エル・シーによって算出される、米国の代表的な株価指数です。
ニューヨーク証券取引所やNASDAQなどに上場している主要500銘柄の時価総額を加重平均し、指数化したものです。「時価総額加重平均型」の株価指数であるため、時価総額の大きい銘柄の値動きに影響を受けやすいという特徴があります。
S&P500の時価総額合計額は、米国株式市場における時価総額合計額の約75%を占めていることから、米国株式市場全体の動向を把握する上でも重要な指標となっています。
SMBC日興証券【S&P500とは?】より引用
うーん、よくわからん。
それでは、わからない単語を一つずつ読み解いていきたいと思います。
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス・エル・エル・シーとは
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLCについて調べたところ、これは会社名のようです。主な事業としては、機関投資家(投資のプロ)に投資戦略の評価や支援するためのリサーチなど株式投資に関連したことを行っているようです。
その会社がニューヨーク証券取引所(世界最大の証券取引所)やNASDAQ(ハイテク企業やIT関連の新興企業)に上場する企業500社を選出して、500社の企業をまとめて一つの指数としてグラフにしたものです。
世界最大の証券取引所に上場しているということは、ジョンソンエンドジョンソンやコカ・コーラといった世界最大レベルの企業が多いわけです。NASDAQについても、AppleやNVIDIAなど皆さんが一度は聞いたことがある企業が上場しています。
上記のような世界をけん引している企業がたくさん含まれているS&P500は、時価総額も大変な額になります。アメリカの2024年4月時点の時価総額は約51兆USドルなので、S&P500に選出されている企業だけで時価総額約35兆USドルになるということです。日本円換算だと約5京円となります。聞いたことない金額ですねw
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLCは米国に上場している世界最大規模の500社をS&P500として指数化している企業である。
時価総額加重平均型とは
続いては時価総額加重平均型について調べていきたいと思います。「時価総額」と「加重平均型」で分けて考えると理解しやすいらしいです。これについても記載されているものがありました!
時価総額 株式市場から見た企業の価値や規模を図る指標です。「発行済株式数×株価」で算出されます。 加重型 平均値を算出する場合に、単純に平均せず、数値の影響度を反映する計算方法を加重平均と呼びます。
たとえば、ある国の株式市場にはA社とB社の2社のみが存在するとします。このA社(発行済株式数1,000株、株価100円)・B社(発行済株式数2,000株、株価150円)の平均を計算する場合、単純平均と加重平均では算出結果が異なります。
単純平均の場合:
(100円+150円)÷2=125円
加重平均の場合:
(100円×1,000株+150円×2,000株)÷(1,000株+2,000株)=約133円
*TOPIXなどの株価指数は構成銘柄の流動性に着目し、発行済株式数ではなく市場で流通する可能性が高い浮動株を採用する浮動株時価総額加重方式を採用しています。野村アセットマネジメント 「時価総額加重型」と「株価平均型」の特徴を教えてください。より
「時価総額」は見ての通り、発行済株式数と株価を掛け合わせて算出されるため、そこで算出された金額が大きければ大きいほど企業規模を大きい、企業価値が高いということになります。
「加重平均型」ついても、企業規模が大きかったり、企業価値が高いところには他よりは多めに株を購入し、企業規模が小さい、企業価値が低いところには少ない金額で株を購入するという方法になります。
例えば、○○商品を扱っている企業3社に10,000円を時価総額加重平均型で投資をする場合、A社の時価総額が全体の70%、B社の時価総額が全体の20%、C社の時価総額が全体の10%だとします。それぞれの企業に投資する金額はA社に7,000円、B社に2,000円、C社に1,000円をそれぞれ投資するということになります。(画像参照)
この結果を見て気づいた方もいるかもしれませんが、A社が大きく暴騰・暴落したときは全体の7割を占めているため影響が大きくなります。逆にB社はC社は全体の3割となるため、暴騰・暴落しても影響はそこまでありません。それが、企業の数が多くなるほど影響が分散していき、その分リスクも減っていくことになります。
S&P500は500社の企業で時価総額加重平均型を行っています。分散している企業数も多いため「GAMMA」のような世界最大の企業が暴落しても他の企業が暴騰していれば、影響も少なくなるわけです。先ほどを申し上げましたが、時価総額はS&P500全体で約35兆USドルとなるので、これを各企業でどのように配分して投資しているかは気になるところではありますが、それについてはまたいずれ調べてみたいと思います。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)について
S&P500についてどういったものか理解できたと思います。最後に私が投資しているeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)について理解を深めていきたいと思います。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、三菱UFJアセットマネジメントという会社が運用しているファンドになります。インデックスファンドの中でもよく上位に表示されることがあるので、見たことがある方もたくさんいるかと思います。まずそもそも三菱UFJアセットマネジメントって?eMAXIS Slimって何なの?というところから解説していきます。
三菱UFJアセットマネジメントについて
正式名称は、「三菱UFJアセットマネジメント株式会社」というそうで、三菱UFJフィナンシャル・グループの中核の資産運用会社です。eMAXIS Slimシリーズのような個人投資家向けの投資信託の設定・運用をを行っていたりします。
eMAXIS Slimシリーズ以外では、MAXIS(マクシス)シリーズや確定拠出年金向けのファンドなど幅広い商品のラインナップがあるようです。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)だけの資産総額が約61,000億円(2024年11月現在)なので、全体ではとてつもない資産を運用している会社です。
eMAXIS Slimとは
三菱UFJアセットマネジメントでは「eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)」シリーズとして今回ご説明している米国株式(S&P500)の他に全世界株式(オール・カントリー)などの種類があります。eMAXIS Slimシリーズの方針として、「業界最低水準の運用コストを、将来にわたって目指し続ける」と掲げており、実際にS&P500の運用コストである信託報酬は年率・税込で009372%ととても安いことで知られております。(ニッセイNASDAQ100の運用コストは0.2035%なので半分以下ですね)
これらの点を踏まえると、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は「三菱UFJアセットマネジメントが運用をしており、S&P500に時価総額加重平均で投資を行い、信託報酬はとても安いです」というふうに言い換えられると思います。
みなさんも理解できて来たのではないでしょうか!
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に投資した理由
僕がeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に投資先を決めた理由は、やはりNISAのつみたて投資枠で取り扱っている商品であるという点と僕がよく見ているユーチューバーさんが推していたからです。
米国が経済成長をすれば伸びていきますが、経済衰退したら下がっていきますので、株価は米国の状況によって左右されてしまいます。しかし、米国には世界経済をけん引している企業がたくさん存在していますので、これからも米国経済は伸びていくと信じて投資をしています。また、ドナルド・トランプ大統領が再選したことで米国経済も活発なっていくことが予想されているみたいですからね!
今後も引き続き、コツコツとS&P500に投資していきたいと思います!
まとめ
今回のまとめとしては以下となります。
- S&P500はS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが選出した500社の企業を一つにまとめて指数化したもの
- S&P500は時価総額加重平均型によって分散投資をしている
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は信託報酬(コスト)が安い
いかがでしたでしょうか?今回は投資初心者視点でS&P500がどういったものか説明してみました。専門用語はなるべく使わずに自分なりに解釈して説明しましたので、皆さんも今回の説明でS&P500を理解することができれば幸いです。
今後も日々疑問に思ったことを解説していきたいと思いますので、ご興味を持っていただいた方はブックマーク登録しておねがいします!それではまた次回!